Indeedとタウンワークの違いと、どっちに掲載すれば良いのか。

Indeedもタウンワークも求人広告を掲載できるインターネットサイトです。
では、何がどう違うのか？どっちに掲載すればいいのか？

ここでは、Indeedとタウンワークの違いを分かりやすく説明することで、
読み終えたときには、あなたの会社(職場)の求人広告をどこに掲載すればいいのかがわかります。

Indeedは、スーパー。タウンワークは、市場(いちば)。

求人広告を商品だとすると、Indeedとタウンワークでは商品の陳列方法が全く違います。
この陳列方法が違う事で訪れる人や訪れる人が何を期待しているのかが大きく異なります。

「スーパー(マーケット)」は欲しい商品が見つけやすい、探しやすいお店。

商品はきれいに並べられており、野菜、お肉、鮮魚、調味料、お菓子、飲み物、乳製品、デザートコーナーとキレイに場所が分かれており、例えば同じ調味料でも各メーカーごと数種類おいてあり比較して買う事も出来ます。
また、頭上には何がどこにおいておあるか記載されたパネルなどが貼られていているので、欲しい商品を簡単に買う事が出来ます。
例えば、◎◎食品のコンソメ味のポテトチップスをすぐに見つけて買う事が出来ます。
探しやすく、買いやすいお店ですね。ですので今日の夕食が決まっている時には、最も簡単に必要な材料を手に入れることが出来ます。

「市場」は何か珍しいものや、食べたことのない食品に出会えるかもしれない場所。

市場では、出展されているお店が各々おすすめの商品・食品を販売しています。
お野菜が並んでいたり、果物、乾物や、特産品、様々なものが脈略なく所狭しと売られています。
そのお店独自の商品を売っているお店が沢山あったり、また行くたびに、お店の場所が変わっていたり、毎回同じ商品が並んでいるわけではありませんが、ワクワク感がありますよね。
旬な食材が安く手に入るともあり市場へ行き、買い物をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スーパーと市場は、行く目的が違う。

例えば、カレーを作ろうと考えたて、スーパー(マーケット)に行く場合、ジャガイモと人参、たまねぎ、豚肉、それからお気に入りのカレーのルーをスーパーへ買い物に行きますよね。
野菜コーナーで必要な野菜を買って、お肉売り場でお肉を、そしてカレーのルーも沢山ならんだ棚からお目当てのものを手に取ります。
どれも、ある程度どこに売っているか目星がつきますし、わからなくてもパネルなどで簡単に見つかります。
無駄遣いをしなければ10分もすればすべての食材が手に入るはずです。

献立が決まっている場合、スーパー(マーケット)がとっても便利なのです。

逆に、市場はどうでしょうか。
市場で、珍しいスパイスを見つけた日、今日はスパイスカレーにしようとその市場で新鮮な野菜も買って帰る人もいるかもしれないですね。
また、市場で新鮮なお魚を見つけた日は、お刺身か、煮つけ、ムニエルにしようかなと、夕飯の献立を想像しながら買い物をされる方も多いのではないでしょうか。
あたらしい食材や、旬の食材などに出会える楽しみがありますよね。
なんとなくふらっと市場に行って、ぶらぶらと見て回って、気になった商品を買ってみる。そんな方が多いのではないかと思います。
逆に、夕飯の献立が決まっていると、旬じゃないお野菜は売っていないかもしれませんし、お肉も売られていないかもしれません。
献立が決まっている方には、あまり便利な買い物の場所ではありません。

今日は何を食べようかなと探しに行く楽しさがある場所が、市場ですね。

スーパーと市場は「来店客」が違う。

場所が違えば、そこに集まるお客様も異なります。

スーパー(マーケット)の来店客

スーパーに来る人は、すでにある程度買うものが決まっている人が多く、探しやすく、いつもしっかり食材がそろっている方がいいんです。
珍しい商品を置いても、買う人は少ないでしょう。例えば馬肉はあまり需要がないかもしれません。それに馬肉はどこに陳列しましょう。
豚肉と牛肉の間でしょうか。陳列する場所を決めるのもなかなか難しいですね。
それに、スーパーの買い物ですべての通路を回る人は少ないですよね。
大人の方だとお菓子コーナーやアイスのコーナーに行かないかもしれませんし。
お酒を飲まない人は、お酒コーナーはおそらく通らないですよね。

市場(いちば)の来店客

逆に、市場に来る人は、買うものを決めていないお客様です。
その場で、出会ったものを見て、買うものを決めます。
だから、新鮮な朝どれ野菜の隣で、瓶に詰めたプリンを売ってもいいし、ラム肉を売ってもいい。鹿肉でも馬肉でも、もちろん買ってくれることもあるでしょう。
普段のレシピで使わないような食材でも、市場では売れますし、そういった商品が喜ばれる場所でもあります。
それに、市場ではどこに何があるかは通ってみなければわかりませんから、来られるお客様も、市場の隅から隅まで見てくれるかもしれません。
豚肉が好きな人に馬肉を、普段お酒を飲まない人にお酒を見てもらう事も出来ますね。

Indeedとタウンワークの違い

さて、前置きはこの位にして。
では、どこがindeedがスーパーで、タウンワークが市場だと言っているのか。
それは、Indeedは、職種をキーワードにした検索しやすい求人メディアであり、タウンワークは検索しにくい雑多な求人メディアだという事です。

職種名で探す方に使いやすい求人メディア「Indeed」

Indeedで仕事を探す際に、職種を選択する事は出来ません。
探すときに出来る動作は、フリーワードでの検索のみです。もちろん職種以外での検索も可能ですが、
「なにか、いい仕事ないかなぁ」という方には非常に探しにくい仕様になっています。
仕事を探そうと思うと、「何かやりたい仕事のキーワードを教えてくれ」と言われてしまうんです。
もちろん希望のキーワードが決まっている人には非常に使いやすいツールになっていて、
そもそも、Google検索でも、職種名＆地域名などで検索をした場合、ほとんどの場合どのメディアよりも上位に表示されます。
(検索結果画面のスポンサー広告を除いて)

その為、Indeedは、ある程度やりたい仕事やそのキーワードが入力できる人が利用しています。

こちらの記事でIndeedの掲載方法について解説しています。あわせてご覧ください。
Indeed（インディード）の求人掲載方法とは？無料と有料の違いも解説

色々な仕事を発見することができる求人メディア「タウンワーク」

タウンワークでは、仕事を探すときに、設定された業種・職種などから選択をすることが可能です。
勤務地も、市区町村や駅などから、選ぶことが出来るようになっていて、なんとなく「いい仕事ないかな」と思ってはいるけれど、具体的な仕事ややりたい事が決まっていない人にも楽しめる設計になっています。
パン屋さんの隣に、自動車整備工場、その隣にコンビニエンスストアの募集が並んだりと、世の中のいろいろな仕事の募集を見て、今まで知らなかった仕事や会社やお店を発見して、その中で働きたい仕事へ応募をすることが出来ます。
そういう意味で、タウンワークは市場(いちば)のような、発見する楽しさがある求人メディアとなっています。

探される仕事はIndeedで。
探されない仕事はタウンワークへ。

例えば、電気工事士はどの資格が必要な仕事は、Indeedの掲載が非常に効果的です。
電気工事士の資格を持っている方が仕事を探すとき、「電気工事士」または「電気工事」というキーワードで仕事を探すか野性が非常に高いからです。
こういった仕事の場合、検索してきたときに見られる場所にある事が大切です。
その点では、Indeedは、フリーワード検索で検索できる事に加えて、「電気工事士＆地域名」の検索で、多くの地位で最上位にて掲載をされている為、かなりの確率で、募集情報を見てもらう事が出来ます。

逆に、未経験から採用をされている、スーパーの青果コーナーの仕事などの場合どうでしょうか。
「青果」や「果物」、または「スーパー」で検索をしてくる人を狙ってIndeedに掲載した方がいいでしょうか。
おそらくですが、検索してくれる方は多くはないはずです。(経験者の方であれば検索されると思いますが。)
この場合、「なにか、いい仕事ないかな。」とやりたい仕事が決まっていない方に、経験は不要で働けるし青果売り場の仕事はこんなに面白いよ！一緒に働いてみない？とアピールできた方が良いですよね。その場合、タウンワークの方が見つけてもらいやすいのです。
Google検索でも、「バイト 東京」などはIndeedではなくタウンワークが上位に表示されます。
そういったざっくりとした希望には、Indeedよりもタウンワークの方が適切だとGoogleも判断しているという事がわかります。

というわけで、今回はIndeedとタウンワークをメディアの違いから、求人内容に合わせた媒体選びについて記載をしてきましたが、例えば野菜のように、市場でもスーパーでも買われるものも沢山ありますよね。
これは求人募集でも同じです。
indeed、タウンワークそれぞれの場所において、それぞれの場所に適したアピールが出来ればどちらでも応募を集められる職種も沢山あります。(その方が多い位かもしれません)
朝どれ野菜を市場で販売したあと、スーパーには卸値で販売する事も出来るかもしれません。
indeedで経験者や探している方へアプローチして、タウンワークで未経験の方に知ってもらえるように掲載をする事も可能です。

ただ当然ですが、スーパーで同じ商品が並んでいる時に買ってもらえるかどうか。
市場であっても、奇抜な商品が売れるかどうか。市場の中でも数か所で同じものを売っていたらどうか。
Indeedとタウンワークの、どちらかに掲載すれば、必ず応募があるという事ではありません。
人口減少の中での採用活動は非常に難しくなってきております。

採用にお困りであれば是非、お気軽にお問合せを頂ければ幸いです。

最後に、「Indeedの方が効果的に採用が進みそうな検索されやすい職種」をいくつか記載して終わりたいと思います。
資格保持者および、スキルが他社でもそのまま評価される職種については、職種名で検索されることが多くIndeedに向いていると言えます。下記に記載のある職種を募集されていてIndeedは掲載したことがないというお客様がいらっしゃれば次回の募集の際には、是非Indeedでの掲載も検討いただければと思います。