リクナビNEXT リクルート媒体 採用手法

「リクナビNEXT」と「人材紹介」を比較!料金や特徴について解説

2021年2月27日

求人を出したいけど採用にかかる費用はできるだけ安く抑えたい。でも確実に採用はしたい。応募者を集める際に利用する求人媒体や人材紹介会社では、どちらの方が企業の負担を抑えた採用が可能なのでしょうか。今回は掲載課金型の求人広告「リクナビNEXT」と成功報酬型の「人材紹介」でそのメリットや料金を比較しました。

人材紹介の3つの特徴

人材紹介とは、厚生労働大臣の許可を受けた人材紹介会社が、求人企業の依頼を受けて求職者を探し、マッチングを行う仲介サービスです。

人材紹介の特徴を3つご紹介します。

・企業と応募者のマッチング度合いが高い
・人事担当者の負担が軽減する
・採用した時のコストは大きいが、採用できなかった時のコスト面のリスクがない

1つずつ説明をしていきます。

企業と応募者のマッチング度合いが高い

人材紹介は、コンサルタントが依頼企業に合った求職者を探し、紹介してくれます。事前にどのような人物が欲しいのかや、企業の魅力などの詳細をコンサルタントに伝えられます。求職者は、企業には直接聞きづらい情報もコンサルタントに相談ができるので、お互いのミスマッチを少なく選考をすすめることができます。

人事担当者の負担が軽減する

他の求人広告での募集では、人気職種や条件面の良い案件にはどんどん応募が来ます。人事担当者はその中から自社に合う人材を選定したり、求職者とのメールのやり取りや面接設定など、選考人数が多ければ多い程その負担も大きくなります。人材紹介では予めターゲットとなる人物が伝えてあるため、応募者数は少なくなりますが、企業側の選定の負担は軽くなります。また、求職者とのやり取りやフォローなども全て対応してくれます。

コスト面のリスクが少ない

人材紹介は、採用が成功した場合にのみ料金が発生します。そのため、もし採用ができなかった場合には費用がかかりません。

リクナビNEXTの特徴と3つのメリット

求人広告は、企業の求人情報を掲載することで広い範囲から応募を集めます。リクルートグループが提供する求人広告のひとつである「リクナビNEXT」は日本最大級の転職サイトです。その総会員数は約1000万人と、日本で働く7人に1人が登録しているというデータがあります。

リクナビNEXTのメリット3つをご紹介します。
・良い人材と出会える可能性が高い
・応募者の人柄が分かる
・採用人数が多い程、採用単価が下げられる

1つずつ説明していきます。

良い人材と出会える可能性が高い

リクナビNEXTは利用者数が多いことや、Web上で全国に求人情報を掲載できるため、多くの応募者数を獲得できます。幅広い求職者からの応募があるので、企業に合った、良い人材と出会える可能性は高くなると言えます。

人材紹介の場合は予め欲しい人物像を伝え、それに合う求職者のみを紹介してもらうことになりますが、その人物像の詳細がうまくコンサルタント側に伝わっていなければ採用には繋がりません。
一方で求人広告では、すべての応募者情報に目を通すことができるので選考する人を直接採用担当者が選べるのも特徴です。

応募者の人柄が分かる

コンサルタントが代理で求職者とのやり取りを行う人材紹介とは違い、リクナビNEXTは企業が直接、求職者とやり取りをします。日程調整や選考の結果を伝えるメールや電話など、本人と何度もやり取りを重ねるうちに、面接や適性検査だけでは分からないその人の人柄を知ることができます。仲介で間に人を挟まないことで、メッセージのやり取りが時短になるというメリットもあります。

採用人数が多い程、採用単価が下げられる

掲載料を払えば5人採用しても10人採用しても、追加料金はかかりません。採用が出来た人数分、単価が下がります。

ただし、応募がなかなか来ずに採用が出来なかった場合でも先に掲載料がかかってしまいます。

そのようなリスクをできる限り防ぐために、リクナビNEXTにはターゲット通りの求職者からの応募数を増やすことを可能にする方法があります。その方法をご紹介します。

リクナビNEXTで応募数を増やす4つの方法

リクナビNEXTには企業側から求職者にアプローチができる機能があります。企業から直接アプローチが来ることで、応募への後押しに繋がります。アプローチにはターゲット設定ができるので条件を満たす求職者にのみアプローチが可能です。アプローチ機能をうまく利用することで、人材紹介に依頼しなくてもターゲットに合った求職者を集めることができます。

アプローチ機能には4種類の方法があります。それぞれの特徴をご紹介します。

外部アプローチパック【有料】

リクナビNEXTを利用していない求職者にも、求人情報が閲覧可能なる機能です。外部アプローチパックを利用すると、GoogleやYahoo!、Indeedといった外部サイトに手間なく掲載ができます。利用者の多い検索サイトへの掲載により、閲覧数と応募数を更に確保することができます。幅広い求職者からの応募を狙えるため、良い人に出会える可能性を広げます。

求人告知メール【有料】

465万人の中から、貴社への応募確度の高い求職者を最新技術で徹底的に抽出します。求職者の行動履歴やレジュメ情報を基に、応募の可能性度合いを判定し、ご購入通数に応じてスカウトメールを送信する機能です。有料ではありますが、応募効果を1.5倍に上げることが可能です。

スピードアプローチ【無料】

事前にターゲット設定をし、原稿を見た・気になるボタンを押した、且つ条件にマッチした求職者に自動で「応募しませんか?」と通知し、応募を後押しするスカウトメールサービスです。条件を満たす上に貴社に興味を持っている求職者の確保が可能です。

スグ面【無料】

事前に書類選考通過条件を設定し、条件を満たす求職者には「面接確約」のメッセージが表示されるシステムです。予め面接可能日を設定していただくと、システム上で面接日程確定まで進むことができます。対象の求職者は、書類選考なく面接に進めるため、その分応募のハードルは下がります。こちらも条件の合う求職者が得られるのが魅力です。

詳しくはこちらの記事をご確認ください。

【リクナビNEXTで応募数を増やす方法。アプローチ機能とは?】

リクナビNEXTで応募数を増やす方法。アプローチ機能とは?

 

人材紹介とリクナビNEXTの価格を比較

人材紹介でもリクナビNEXTでも、ターゲットとなる人材からの応募が集められるということが分かりました。では人材紹介とリクナビNEXT、それぞれで採用をした場合にかかる一人あたりの採用単価を見ていきます。

人材紹介の価格

成功報酬型の人材紹介は、採用・入社が決定すると手数料が発生するというシステムです。一般的に、紹介手数料は採用した人材の年収の約35%です。

・年収300万円の社員を採用する場合
年収300万円×手数料35%=105万円(一人あたりの採用単価)

・年収1000万円の管理職を採用する場合
年収1000万円×手数料35%=350万円(一人あたりの採用単価)

つまり、一人採用するのに少なくとも100万円は必要になります。
ただし、採用が決まらなければ費用は掛かりません。

リクナビNEXTの価格

リクナNEXTはWeb上へ求人の原稿を掲載するシステムです。料金は原稿のサイズや掲載期間等お客様の採用状況に合わせ、様々な掲載プランのご用意があります。

・N3サイズで2週間掲載し、2名採用ができた場合
掲載料金44万円÷2名=22万円(一人あたりの採用単価)

何名採用しても掲載料金に追加はないので、採用できた人数が多い程採用単価は下がっていきます。
ただし、採用1人も決まらなくても掲載料金はかかってしまう上、掲載期間を延期するとなるとその分掲載料金がかかってしまいます。

できるだけ費用を抑え、短期間で採用成功させるためにも、上記でご紹介したアプローチ機能をうまく利用することが重要となります。

リクナビNEXTへの掲載で応募が増えた事例

実際に弊社でリクナビNEXTにご掲載いただき、応募数を増やし、ターゲット通りの人を採用できた事例をご紹介します。

営業事務・経理サポートの募集。スピードアプローチで応募451件

【輸入商社S様】
欲しい人物像は『家計の足しにアルバイト・パートではなく、仕事復帰をするならしっかり働きたいと考えている30代前半の女性。結婚する前、出産する前はバリバリ営業や事務をやっていた人。』と、かなりピンポイントでの募集を希望のお客様。原稿の内容や表現を工夫し、スピードアプローチや求人告知メールを300通送付!20代や中高年、男性に届くことを極力防ぐよう、年齢と経験職務を極力絞って配信設定をしました。結果、ターゲットの30代女性からの応募が一番多く、予定通り1名採用できました。

▼採用事例の詳細はこちら
http://hbv1002hy159.smartrelease.jp/keisai/2020/11/25/assistant-staff/

印刷会社の事務スタッフ募集。地元女性を見事採用。

【S印刷工業様】
欲しい人物像が『地元(八潮周辺)の女性』で『事務経験者』というお客様。職種名・求める人材・募集要項で「地元の女性スタッフ活躍中」のアピールをしつつ、スピードアプローチ機能を使い、住所を「埼玉」のみに設定。エリアを絞ることで、無事に「八潮在住(自転車で通える距離)の事務経験者」を採用できました!

▼採用事例の詳細はこちら
http://hbv1002hy159.smartrelease.jp/keisai/2020/10/14/staff-saiyou/

まとめ

人材紹介とリクナビNEXTの比較を表にまとめました。

特徴 料金
人材紹介 ・企業の依頼を受けて求職者を探し、マッチングを行う仲介サービス。

・企業に合った求職者を探し、紹介してくれる為マッチング率が高い。

・求職者とのやり取りやフォローなども全て対応してくれる為人事担当者の負担が軽減する。

・一人あたりの採用単価『高い』

・紹介手数料は採用した人材の年収の約35%

・採用が決まらなければ費用はかからない為コスト面のリスクが少ない。

リクナビNEXT ・Web上に求人情報を掲載することで広い範囲から応募を集める日本最大級の転職サイト。

・全国に求人情報を掲載できる為良い人材に出会える可能性が高い。

・ターゲットとなる求職者からの応募数を増やすことを可能にする4つの機能がある。

・一人あたりの採用単価『低い』

・掲載料のみで追加料金がかからない為採用人数が多い程、採用単価が下げられる。

採用担当者の負担をできるだけ軽減したい場合は「人材紹介」、あまりお金をかけずに数名採用したい場合は「リクナビNEXT」など、それぞれの特徴を理解し、貴社に合った採用方法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

ご掲載はお任せください

弊社は採用課題などのヒアリングから原稿作成、応募受付方法や応募者の対応方法やご掲載後のアフターフォローまで、採用に結びつくようしっかり伴走いたします。
特にヒアリングを大切にしておりますので、メールのやり取りだけでなく弊社は直接お会いしてヒアリングを行います。また、原稿に関しては他社の採用事例などを交えてより効果が出る原稿作成をしています。
▼リクナビNEXTに関する詳細はこちらをご確認下さい。
http://hbv1002hy159.smartrelease.jp/rikunabi-next/

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君村 幸樹

君村 幸樹

過去に自社求人サイトの立上げも。採用担当ラボ立上げ、掲載依頼サイトの運営を兼任。得意領域は派遣会社・本部決済型、チェーン(飲食チェーン他)等。

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