シニア層はココを見る！シニア層の応募数をUPさせるコツ

少子高齢化が進み若年層の採用が年々難しくなっていることもあり、シニア層を積極的に雇用している店舗・企業様が増えてきています。そこで、シニア層からの応募数をupさせる打ち出し方、原稿表記について考察していきます。

シニア層は募集要項のどこに魅力を感じているのか

まずは、シニア層が魅力に感じている募集要項についてまとめますので、参考にして下さい。応募者2500人を対象に行ったアンケート結果を基に、シニア層が募集要項のどの項目を重要視しているのか。について回答した上位4項目です。

重要なのは、無理のない仕事内容の表記

アンケート結果からシニア層は、仕事内容・勤務地・勤務時間・給与を検討材料にしている方が非常に多いことが分かります。仕事内容を重要視している理由は、体力面やこれまでの就業経験なども考慮して自分でできる内容か、また継続して続けられそうな内容かを判断基準にしている方が多いためです。

勤務時間は【1日5時間】を希望する方が多く、給与面も気にしている方が多いので、「程よい勤務時間で仕事がしたい」と考えている方が多いようです。勤務地に関しては、見直しのできない企業様が多いと思いますが、仕事内容・勤務時間の表記の仕方やシフトの組み方次第で解決できる可能性が十分にあります。

人気の高い募集要項・原稿表記

シニア層の多くが「仕事内容」「勤務時間」「勤務地」「給与」を重要視して仕事を選んでいるのかは分かりましたが、具体的にどんな条件であれば応募が増えるのか。シニアの希望条件を参考に考察していきます。

勤務時間・日数

週３日以上の勤務を希望している方は全体の95％。中でも週5日希望が最も多く36%になっています。「週3日～勤務ok」や「週5日勤務の方も歓迎」などの文言を表記して、沢山出勤できることを打ち出しましょう。

また、1日4ｈ以上の勤務を希望している方が全体の95％。3ｈ希望が5％になっています。「1日4ｈ～勤務ok」や「フルタイム歓迎」などの文言を表記して、長時間勤務希望でも勤務できることをアピールしましょう。

仕事内容

仕事内容については、「分かりにくい」と感じている方が全体の92％。例えば”誰にでもできる簡単な仕事”や”簡単な接客業務”という表記も、シニア層にとっては具体性がないためイメージしづらいという認識になり、応募しにくい原稿ととらえられています。扱うモノの重さ、手順が分かるよう仕事内容を詳細に表記しましょう。

まとめ

求職者は自身が求めている募集条件・待遇・制度のある企業で働きたいと考えています。企業の運営コストや規律もあるので、必ずしもすべてを導入することは難しいですが、導入できる部分は是非、導入していただければと思います。

今後は益々、求職者が働きたい企業を選べる時代になっていくことが予想されます。その中でいかにして選ばれる企業になっていくことができるかが非常に重要だと考えています。採用ターゲットへの訴求について気になることやご不明点等がございましたらお気軽にご連絡いただけますと幸いです。